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常に若者が正しい

「常に若者が正しい」

 

という言葉は、私の前の会社の同僚が人材派遣の会社に転職して学んだ言葉だという。

 

極端な言葉であるような気がしますが、否定することは出来ないし、否定してはいけない言葉のような気がします。

 

今日こんなことがありました。

 

製品の外箱に少しデザインを入れて、リニューアルしようと企画いたしました。感性は人それぞれですから、まず満場一致で決まることなどあり得ません。

 

となると、適当なところで不時着させるべく、根回しと情報共有が大事になります。年配者が「俺は聞いていなかった!」となって反対しだすと手に負えませんからね。

 

私も含めて誰もデザインの知識はありませんので、まず初めに、主要な社内の人物を呼んで、印刷会社から簡単なプレゼンをしていただきました。

 

社内の主要な人物とは、65歳overのお爺さん、50代後半のオジサン、そこに38歳の私です。

 

話がまとまるわけありません。

 

お爺さんとオジサンが、あ~したらいい、こうしたらいい、これは古臭い、あーだこーだ言うわけですよ。

「文字をクネクネさせて」とか

「囲いを付けて目立つように」とか

いやいや、それ、一番ダサい奴ですから!!

 

私はデザインの勉強はしておりませんが、これまで社内の営業活動の資料の作成は基本的に私ですし、パンフレットなども素人ながらやっています。

自分ではできませんが、デザイン―さんに教えてもらった、いわゆる「カッコよさの基準」のようなものは知ってるつもりです。

 

そんな状況で、この「常に若者が正しい」という言葉を久しぶりに思い出したのです。38の私はすでに若者ではありませんが、このメンバーの中では一番若い。

俺が正しいんだ!というつもりはありませんが、若者に一歩譲る、ぐらいの考えを持ちたいなと思った次第でございます。