日々の出来事に考察を

仕事と子育てと教育と

子供は自己肯定感を持たせて育てたい

仕事から家に帰ると、兄貴(小1)が怒られた後だった。我が家では見慣れた光景ではある。が、慣れはしない。

 

どうやら、習い事の最中、ふざけていたようで、見かねた先生がお母さんにメールで伝えたよう。それを知ったお母さんが激怒したってことのようです。

 

我が家ではほんとこのようなことが多く、兄貴は幼稚園の年少の頃からしょっちゅう怒られていて、怒られ慣れている感じ。

 

どんなに怒られてもあまり凹んで見えないところが、兄貴の素晴らしいところなのだと思うけど、逆に怒る側としたら、大丈夫だと思ってどんどんエスカレートしていっちゃうのじゃないかしら。

 

でもそこで怖いのは、自尊心や自己肯定感の欠如だと思う。

 

お母さんの怒り方で気になる言い方が、

「だから駄目なんだ」

「だからモテないんだ」

「友達いなくなる」

「嫌われる」

という問題から飛躍した相手の人格を否定する言い方。

 

自己肯定感をなくして怖いのは、

「どーせ僕なんてだめなんだ」

と思って、あきらめてしまうこと。直そうとチャレンジできなくなってしまうこと。

失敗を恐れて何もできなくなってしまうことだと思う。

 

もちろん、親は「どうにか更生させてやろう」(私が思うにこの時点で違うと思うのだが)と思って、子供の事を思って怒るわけだけど、怒ってしまうことで自己肯定感を持てなくなってしまうと、本人が直そうとチェレンジ出来なくなってしまうので、さらに治らない、という悪循環になってしまうと感じている。

 

だから、本当に本人の事を思っているのであれば、自己肯定感を育ててあげることの方がよっぽど大事なんだと思う。