日々の出来事に考察を

仕事と子育てと教育と

風邪の予防(ドクターから聞いた情報まとめ)

製薬会社でMRをやっていたので、多くのドクターと話をする機会には恵まれていました。小児科や耳鼻科のドクターが風邪やインフルエンザにならないために心掛けていることをまとめてみたいと思います。

 

①うがいよりも手洗い

人は想像以上に自分の顔を触るらしい。手についたウィルスで口や鼻を触ることで感染してしまう。癖はなかなか直せないので、こまめに手を洗うことが大事です。最近うがいにはさほど予防の効果がないことがデータでも示されてきたようですね。

 

②定期的に水やお茶を飲む

患者さんが変わるごとに一杯のお茶を飲む、というドクターがいました。水やお茶を飲んでのどについたウィルスや菌を洗い流すんだとか。他にものどを潤す効果も期待できます。

 

③鼻呼吸を心掛ける

鼻毛はとても優秀なフィルター。鼻毛がウィルスや菌が体内に入らないためのフィルターの役目をしてくれます。口を開けているとのどが渇くしそこにウィルスが付いてしまいます。

 

④マスクに直接的な予防効果はあまりない

マスクはウィルスや菌に対する直接的な防御というよりは、マスクをすることで、乾燥から喉を守ったり、鼻をほじらなくなったり、顔を触らなくなったり、といった二次的な効果が期待できます。

 

⑤電車などの手すりには触らない

これは個人的に私が心掛けていること。空気感染でもするような強烈な感染力を持つウィルスでもない限り、基本的には飛沫感染かドアノブや手すりなどから直接もらうケースが多いと思います。

ドアノブとか仕方のない物以外は、「外では物に触れない」というのを心掛けています。もし触るとしたら冬の時期なら手袋をしてさわります。

 

以上、皆様も良くご存知の内容かもしれませんが、ご参考になれば幸いです。