日々の出来事に考察を

仕事と子育てと教育と

新型コロナで休校でも勉強はさせたい、という方へ

ゲームで釣りましょう。

 

勉強をしたら、本人が好きなもので遊べるという約束をして勉強をしてもらいましょう。もちろんゲームでなくても本人の好きなものであれば何でもOKです。

 

うちの息子(小1)はゲーム大好き(でも任天堂switchは買ってもらっていない)なので、最近ババちゃんから手に入れたPADのゲームをエサに勉強をやっています。

1時間勉強して30分ゲームができるという条件です。嫌な顔せず、一生懸命勉強していますよ。

 

なかには、「勉強させるのにゲームで釣るなんて良くない!」とおっしゃる方もいることでしょう。

 

しかし「行動分析学」では、人はメリットのために行動します。その人のある行動は、その後の本人に何かしらのメリットがあるからなのです。

 

私たちが働いているのも、お金というメリットがあるから働いていますね。ダイエットするのも、健康のためとか、キレイになりたいとか、メリットがあるからやるわけですね。(ダイエットがなかなか成功しない理由もあるのですがそれはまたの機会に。)

 

何かメリットのために行動することは決して悪くはありません。さらに行動分析学では、メリットのために行動していると、行動すること自体がメリットとなる、という実験結果もあります。

 

つまり、ゲームのために勉強をしていたのに、ある時から勉強自体が目的になっているというのです。これは素敵なことです。

 

上手に活用するために大事なポイントは2点あります。1点目は本当に本人が欲しい物を報酬とすることです。そうでなくては効果はありません。2点目は約束はきちんと守り、すぐに与えることです。

1時間勉強をしたら、すぐに30分ゲームをさせてあげる。そこで出し渋るとせっかくの本人の頑張りを否定することになり、効果は上がりません。

 

子供が欲しい物、報酬やメリットを探して、それを目標に一生懸命勉強してもらいましょう。