日々の出来事に考察を

仕事と子育てと教育と

比の問題を説明するのはコロナ問題が最適

中学生が数学でつまづきやすい、比や割合。この分野は数学をやる上で最も重要となる考え方だし、人生においても役に立つ。

 

しかし、中1の初期でやるためか、わかってない生徒が多い。

 

で比や割合の問題を教える上で役に立つのがコロナだ!

 

問題1

東京の感染者が1日200人とする。一週間で1400人。これ多い?

では、東京の人口は1400万人なので、何人に1人の割合でコロナ患者がいるでしょう?

1400/1400万人となり、1万人に1人となる。ではこれは多い?

 

問題2

東京での感染者数1000人、千葉県の感染者数800人、どっちの方が人数多い?→東京。

東京の人口1400万人。千葉県は約半分とすると、割合的には千葉の方が多い、となる。

 

問題3

陽性率を3%とする。2000人を検査したら2000×0.03で60人が陽性。

では、検査を沢山して10000人に検査したとすると、10000×0.03で300人になっちゃう。

 

感染者数で見ることがいかに意味ないことか。コロナは色々な事を教えてくれます。